2007.05.14

読んだら面白かった

リンク: メディア報道2冊 市民のための環境学ガイド.

文中に


本HPの読者諸兄には、次のことをお願いしたい。
(1)この2冊の本を買うこと。
(2)アマゾンの書評などに、その感想を書き込むこと。
(3)そして、可能な方は、ブログなどにも感想を書き込むこと。」

と、あります。
 とりあえず(1)と(3)は実行することにします。

 まず「メディア・バイアス」は、他の著書と同じく、抑制のきいた文体で安心して読めます。批判するだけでなく、自らの立場ではどのように行動したいのかという意思表示も感じられ、とても好感が持てる本です。横のリストにも書きましたが、きわめて真っ当でバランスの取れた主張が多くの人に勧められる所以です。
 「アルツハイマー病の誤解」に関しては、第一章(アルツハイマー病の予防策はあるか)の懇切丁寧さに、逆に作者の危機感を感じました。健康問題の中に経済的な視点というのは、改めて聞くと新鮮です。こちらも、真摯な視線が好ましい本でした。
 二冊とも買って損のない本でした。

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2007.04.13

追悼……そして世界は凍る

リンク: VONNEGUT•COM -- The Official Website of Kurt Vonnegut.

2007年4月11日永眠

私の思い出は、大学時代に勧められて読んだ「猫のゆりかご」です。
アイス・ナインによって世界が凍りつく美しく皮肉な情景。ボコマル、そしてフォーマ。
不思議な本でした。

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2007.03.16

「知」の欺瞞

リンク: きみはソーカル事件を知っているか?.

 ちょっと古い本。翻訳されたのは7年前です。
 隠喩やアナロジーを用いる目的が「話を分かり易くする」ことであって、その逆ではないということは、至極妥当なことだと思います。個人的にはかつてラカン(というよりその信奉者の引用)が口にする数学が全く理解できなかった私も、ちょいと安心しました。(一応学生時代は数学とは縁浅からぬ統計学を学びましたが、私も権威にはからきし弱いということを再確認しました)
 興味深いのは、この本から批判対象へのそこはかとない愛情が感じられるところです。闇雲にこき下ろしたりしない論調に、もしかしたら、期待のようなものがあるのかな、とも思いました。

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2006.06.10

(精神的な)大人向け

リンク:
Amazon.co.jp:99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方光文社新書: 本
.
 IDも進化論と同じく学校で紹介するべきだ、とか、地球温暖化と二酸化炭素の関係は相関はともかく因果関係ははっきりしない、とか言いきってしまう姿勢は、ここだけ取り出すと危険な匂いがしますが、とてもまともな本でした。
 例えばIDに反対する人は内容よりも、その利用のされ方に懸念を示しているのだと思いますが、筆者の文には読者への信頼感(それを甘いという向きもあろうかと思いますが)を感じました。心配性の人たちは、この文章が悪用されることを恐れるんだろうな。
 それでも私は筆者のような人の方が好みです。
 というわけで、内容はとても分かり易いけれど、子供(精神的な)が読むには危ない本かも知れません。

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2006.04.07

奇蹟はどのようになされたのですか?

リンク: 裏切りはキリストの指示? 「ユダの福音書」写本解読 | Excite エキサイト : ニュース.

 まあ、福音書自体が伝承をまとめたものだそうですから、今後どういう結論が出るかわかりませんが、鯨統一郎を思い出しました。
 やっぱ、ユダがねえ……

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2006.01.18

容疑者xの献身

リンク: <芥川賞>絲山秋子さんに決定 直木賞は東野圭吾さん .

 直木賞受賞の作品が既読だったのは久々。
  「半落ち」のごたごた 以来、ちょっと直木賞に香ばしい香りを感じていた私ですが、まあ、この作品は面白かった。
 勿論、古くは大いなる助走なんてのもあるわけですがね。

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2006.01.05

まわるまわる

リンク: 大人の科学マガジン10号 スターリングエンジン.

 各所で話題沸騰? のスターリングエンジンです。
 適当に作ったのに、かなりよく回ってびっくり。コーヒーを入れるたびに回しています。

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2005.01.29

役に立つね

物は言いよう 著者:斎藤美奈子(平凡社)

 ちょっと前に出た本ですが、やっと読みました。
 私にはかなり実用的。これで私のようなばりばりのマッチョも本性を隠して社会生活が出来そうです。
 「旦那」は良くて「主人」がダメというのは、男の私から見ると作者のさじ加減ですが、(旦那が成人男性一般を表す敬称というのはどうかと思う。「ちょっと旦那」というのは「ちょっと社長」と同じじゃないのだろうか)しかし、そのさじ加減に普遍性が(すくなくとも時代の気分が)ある点が、この本の優れている点だと思います。
 たとえば「愚妻」というのは「豚児」の類、謙譲語の一種だと思うのですが、今の一般的感覚では「妻を愚と呼ぶあんたはそんなに賢いのか」なのでしょう。私の周辺のリサーチでもそうでした。
 そんなわけで、いろいろ考えさせられた本でした。

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2004.01.16

脳とコンピューターを直結するインターフェース

 脳とコンピューターを直結するといえば、ずばりマトリクスですが、実際のものも現状似たようなもんなんですね。
 やっぱり仮想空間計画みたいにワイヤレスが良いな。
 と思ったら、やはり将来はそのセンを目指しているらしい。

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2004.01.14

神は沈黙せず

 実はこの本、正月に読んだ今年一冊目なんですが、読み終わってから作者へのインタビューを読みました。やっぱりプロパーなSFが好きな方なんですね。
 全体として「逃げずに真っ向勝負」と言う姿勢が好きです。ご本人がどう思うか知りませんが、小松左京をちらっと思い出しました。情報量の多さだとか、描写を積み重ねて力ずくでリアリティを出してゆく手法だとか……
 主役の一人(天才児)が教育論を述べる辺りの陳腐さがちょっと鼻についたけど、その他は文句のつけようのない私的には傑作でした。
 ああ、面白かった。

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2003.12.14

推理作家都筑道夫

中学時代、図書館に通い始めた頃、私は筒井康隆の作品をぽつぽつと読んでいました。
アイウエオ順でとなりにあったのが都筑道夫の書いた本です。ある日、何気なく一冊を手に取った日から、彼は私の新しいアイドルになりました。
今まで、私にとっての推理小説とは、すなわち彼の作品でした。おそらく、これからもずっとそうでしょう。
ご冥福をお祈りします。

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